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「WEBシティ畝丘」の副読本。 舞台裏で、ネタ帖で、地理な雑記のログノート。
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架空都市書評
その第一回目はもちろんこの本

ランドスケール・ブック-地上へのまなざし
石川初
LIXIL出版 現代建築家コンセプト・シリーズ⑫
2012.09.10
http://www1.lixil.co.jp/publish/book/detail/d_86480001.html

なんでこの本がもちろん第一回目なのかと言うと、
架空地図が直接的にこの本で取り上げられたから
であります

いや、架空地図がメインの本ではないですが。でもちょっとびっくりした。目も輝いた。

この現代建築家コンセプトシリーズは、他に藤本壮介さんとか、西沢立衛さんとか、
僕でも知ってる有名な建築家さんが書いていて、
と言うことは建築に興味のある人が「架空地図」と言うものに触れる可能性が飛躍的に高くなったんじゃないか・・・!?
と密かに思ったりしていてちょっとドキドキした本なのです。

もちろんそれにとどまらず、僕みたいな、現実の街を架空地図で表現しようとしている人たちにとっては
アイディア集、コンセプト集、さらに失礼を承知で言えばネタ帳のように思える本じゃないかなあと思う。

地図というもの、地理というもの、街というものに対する色んな視点を示してくれていて、
内容はとっても簡潔で読みやすく、図も豊富で、見ているだけでもハッとするカギが詰まってる。

そういうエッセンスが凝縮されている本で、僕たちはそれらをどう還元すれば面白いものに発展させられるのかと
色々な想像を掻き立てられて、読んでいるだけで胸が高鳴るのを感じる
それはそれはもうすごい楽しい本。

そういう意味で、そして架空都市の視点から見て、地上へのまなざしは、すなわち架空地図へのまなざしに繋がってくるんだ、って感じた。
しかも、この場合は逆もまた真で、(比較的現実的な)架空地図を考えることは、地上をよく観察することなんだな、って思った。

それから、この本を読むとGPS受信機が欲しくなると思うよ。
僕は買ったさ。ええ。買ったともさ。
で、買って、一度持つとはまるのね、コレ。
初めてログ見た瞬間、すごい感動するよ。
でさ、ちょっと普段行かないところのログなんかだと、見てるだけでニヨニヨできるのね。
普段眺めている地図に、自分の存在が投影されていること
これはなかなかぞくぞくするね。
ちょっとあたまおかしいね。
でもしょうがないね。
地図の魅力は果てしない。

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