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「WEBシティ畝丘」の副読本。 舞台裏で、ネタ帖で、地理な雑記のログノート。
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さて、ようやく僕の架空都市、畝丘の都心部の地図が明らかになりました。
「おたずねまっぷプロジェクト」のはじまりです。
…どうでもいいですが、プロジェクト名にニヤリとしてくれる方はいらっしゃるのでしょうか…w

ともかく。
地図を描くのって、楽しくもありますけど、けっこう大変ですよね。
特に縮尺が大きくなるとなおさらに大変です。
僕なんかは今まであんな細かい地図は描いたことがなかったので、遅々として進みません。

たかが道路一本にもいろんな歴史が詰まってたりするものです。
先日まとめさせていただいた架空都市地図スレでも、大森市の地図がアップされてからそんな話題が盛り上がったりもしましたよね。
個人的にはテンプレ通りの歴史が読める地図より、一見荒唐無稽でも製作者さんがそれぞれに思いを込めた地図のほうがいいなあと思ったり。


ということで今回は、道と歴史のかかわりについての簡単な話を。
このブログも一応「地理な雑記のログノート」と銘打ってるわけなので、たまにはそういうことも書こうかなあ、と思いつきで書きましょう。





えー、と。
唐突ですけど、僕の故郷は北海道です。札幌です。
その僕の故郷について、地理とか地図とか地名とかが好きな人は、こう言ったりします。
「人工的で単調でつまらない」
と。

ま、確かにそうです。
道路は基本的に直線。碁盤目状の街路が延々。
それからナンバー地名と言われる南北○条東西×丁目の住所。
因みに東に30丁、西に20丁、南へは30条、そして最大の北は51条まであります。
そんな感じです。つまらないんです。


でもですよ。

よく見てください。

市電が通る、大通公園の南西側。碁盤の軸がずれてませんか?

札幌駅から北東へ、碁盤を無視するよく解らないうねった道が続いてませんか?


本格的な開拓が明治以降と、とても浅い歴史しかない札幌の町にも、
よく見ると道路に歴史は息づいているのです。

市電が通る地域、これは住所的にはナンバー地名ですが、市民的には「山鼻屯田兵入植地」と言うことで、
通称的に「山鼻」と呼ばれる地区。学校や郵便局と言った建物や電停なんかにその名残があります。
ほら、こういう表面的じゃないところにも色んなかけらがあるのです。
なお、碁盤の軸がズレているのは、単に都市計画がその当時ブレてただけ。
こっちでこう道引いたら、あっちじゃああ道を引いたってさ。おいおいそれじゃ道路がつながらないよ。もういーよ何とかつなげちまえ。
それで札医大の辺りはなんか調子がおかしいのだそうな。
そんないい加減な理由ですが、それもまたこの山鼻地域の歴史が札幌の中でも古いが故のこと。

一方札幌駅から北東へのうねった道は普通の道道なのですが、実は札幌で最も古い道の一つです。
札幌市内でも特に入植が早かった地区の一つに「篠路」というところがありますが、
ここと札幌中心部を結ぶために敷かれた道路が、これ。
ルートは伏籠川という川に沿っていたのですが、現在その川は暗渠となってしまった部分もあり、
今は逆にこの道路が川の流路を伝えている、というわけです。

…私事ですが、この道路は一時期僕の通学路だったりしました。
当時は勿論そんな歴史など知る由もありませんでしたが、確かに札幌の道にしては随分と細く、歩道も無い程に狭く、曲線の多い異色な道だったのはよく覚えています。
そんな当時のことを思い返していると、なんだか不思議な気分がするのです。
そして自分の架空地図を描こうとすると、
なかなかペンが進まないのです。

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まとめページを作ってから、はや二週間。

想像以上に多くの方々にご覧いただいているようで、ものすごい嬉しいです。
レスつけてくれた方ありがとう。とっても励みになりましたですよ。

現在ひと段落して更新停滞気味ですが、現在いろいろ編集中…
書き込みされた架空都市一覧とか、テーマを持ったまとめ方をしてみたり。
…ああ、暇人ですみません。



ところで、まとめがひと段落してからは、別のこともはじめています。
始めているというか、ようやく軌道に乗りだしたというか・・・
地図描きを本格的にやっています。

長らく悩み、試行錯誤し、なかなか進歩なくノロノロしていましたが、
やっと納得できる描き方と質を出力できるようになってきた感じが。

まぁ、本当の問題は描き方の質ではなくて、地図そのものの魅力がないと宝の持ち腐れなわけですが…
それはたくさん地図を描いて上手くしていくべさ。と言う緩めの方針で。
とにもかくにも、まずはビジュアルで見せていくことが、自分のやりたいことの中では優先課題なんだし。


今日は高速道が止まるほどの吹雪、そんな日。
でもこの時期の雪は春の近さを感じるね。
僕の架空都市づくりも、これで次の段階の一歩手前まできてるといいなー。

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2ちゃんねるで僕が(ほぼ)唯一マメに覗いていたスレであり、
ネットを使ってこんなページとブログを晒す大きなきっかけともなったスレ、

∽∽ 架空の地図を ∽∽

がついに落ちてしまったみたいです。
>>1さんの書き込みが 01/11/28 14:47。
総レス数 992。
8年余りの長い長い記録です。
細々とした進行ながらも多くの架空都市が生まれ、
僕が今お世話になっている架空都市ちゃんねるも、KatoWikiも、
このスレが無ければ、或いは存在していなかったでしょう。


一週間前に次スレも建ったので、とりあえずは

>>982
>>次スレが立たなければここでお別れだね。

というのは杞憂に終わりました。

・・・ただ、1000に届かなかったのは・・・惜しいなあ。




ところで僕はローカルで読み返したり、鯖落ちのような時、そして今日のような日のために.txtで保存していたりします。

どうでしょう、これを機会にまとめて手前のサイトにアップしては。

でも普通のまとめじゃ面白くないでしょう。
複数回の書き込みで設定が詳細に組まれたもの、
2003年ころのスレ全盛期を彩った奥深いやり取りなど、
テーマを持ってまとめてみたりするのも良いな。

上手くまとめることが出来れば、もしかすると、もしかすると架空都市界にも良い影響を与えられるかもしれない。

・・・さすがにそれは夢の話か・・・

ともかく。

あの膨大な書き込みをまとめるのは大変かもしれませんが。

やってみる価値は、あるのではないでしょうか。

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 このブログは、ウェブサイト製作の裏側でこっそり独り言をつぶやくようなブログ、としてやっています。
副読本だったり、メモ書きだったり。基本的に好き勝手適当にやろうと考えてます。

それはそれでいいんです。そう思ってます。

で、肝心のウェブサイト。
「架空都市の様子を伝える」 のが目的で、その辺は良いんです。

でもそのスタンスというか、立場みたいなものがずいぶん不安定なところにたっている感じです。
う~ん、どうしよう。




架空鉄道
というジャンルがあります。
その名の通り、架空の鉄道会社を立ち上げてその中に自分の妄想を詰め込む・・・
僕のやってる架空都市にかなり近いものがあります。
実際、結構好きなので色々なところにお邪魔することも多いです。

そんな架空鉄道のウェブサイトを巡っていると、伝え方・見せ方って大まかに言うと二通りになっている気がします。
「公式サイト型」と「ファンサイト型」のふたつです。
前者は言うまでもなく、架空鉄道会社があたかも実際に存在し、その会社の公式ホームページであるように見せるやり方。管理者=企業。
後者はその架空鉄道会社の一ファンという視点で個人サイトとして見せるやり方。管理者=一般人。

架空じゃない鉄道会社についてのホームページがその二通りであるからして、架空鉄道に対しても同じになるっていうのは確かに納得がいきますねー。



そう考えると畝丘という架空都市をホームページで起こすにあたっても同じようなことが言えるわけで、「僕=市役所」になるのか「僕=畝丘市民」になるのか、ということになる。

「僕=市役所」ならデータばかりを伝えることになりかねない。あとは開発計画とか。事務的な話とか。
民間の話とか、街並みとか、市民の表情とかを伝えにくそう。
今のサイトのような、深みのないというか、人気の感じられないものになってしまいそう。

だから「僕=市民」でもあるような視点を大事にしたいと思う。
普通の人々の目線が大事なんだと思う。


要は何が言いたいかっていうと、ふたつのハイブリッドを上手く作れないかってこと。
考えていてもなんだか見えてこないので、これはもう手を動かすしかないのかなー。

人にものを上手に伝えられるセンスが欲しい。
やりたいことが山ほどあるのに、気持ちだけが空回り。
今年こそは進展があってくれええ!

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明けましておめでとうございます。

本年から本格的によろしくお願いいたします。


・・・そして、これをもって今年の抱負としたいと思いますです、はい。

まぁ、ブログは思いつきで書くとしても、本拠地のほうはどんどん進めたい。

広域地図をさっさとアップし、詳細地図の準備を進めます。
羽水港の第一期分を、完成に近いところまで持ってゆき、
畝丘空港周りを公開する。

そして街としてのキャラクターを固めてしまいたいな。
植生はどんな感じか。
名産・名物は何か。
人々の暮らしはどんなものなのか。
文化や伝統みたいなものも伝えたい。

大体は頭の中にイメージできるのに、それを的確に、簡潔に表現するのって、とっても難しいことなんだよね。

がんばろう。


そしてなにより、小さなことで良いからこまめにいじってやること。
これもできる限りがんばろう。

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